「土のデザイン」第七弾!Soil Studio のロゴづくり&プロトタイピング!

2月20日(月)は土のデザインワークショップ7 回目。
今年度最後となるワークショップでした!

3月5日(日)〜3月12日(日)開催の展示『土着のサーキュラーデザイン展 ー未来の衣食住をつくるー』に向けて、Soil Studioの活動をどのように伝えるか?具体的な形にしていくか?を考える時間です。

よく晴れた小春日和の朝、梅の花の香りがただよう畑に集合し、

まずはSoil Studioのロゴ作りです!

ロゴを作るってどういうこと・・・!?

と最初はすこし戸惑っていましたが、

「こんなふうに植物や道具を組み合わせてアルファベットをつくりましょう」と尾形さんが参考を作っていくと

ふむふむと状況をすぐ掴んだみなさん。

草のかたまりで「O」
ころがっていた「L」字の木の枝
レタスの「D」
春の七草であるホトケノザは「S」に
こんな複雑技の「S」も!

そのあとは人文字に挑戦!

「S」 by 稲村先生
ゆかいな「O」

一見遊んでいるように見えるような文字作りも、実は重要なデザインプロセス。

生物多様性から生まれる「豊かさ」の畑は、これまで「農業」文脈で測られてきた経済価値にとどまらず、どんな新しい価値を生めるのでしょうか?

例えば・・・

・生物多様な生態系からつくられたデザインフォントを販売したら?

・そのメソッド自体が、Soil Studioの第二弾・三弾・・・と全国世界へ広がっていくオープンソースデザイン的な取り組みとなったら?

・そのフォントを作るプロセスが学校で生態系を学ぶ教育につながったら?

・畑から季節ごとのNFTが生まれたら?

そして、出来上がったロゴはこちら!

畑へは、九州大学芸術工学院未来構想デザインコースの森下さん・篠原さんが曲作りの材料となる川内の自然音・環境音の集音に駆けつけてくれました。

完成作品『Melody Of DNA Satsuma-Sendai Ver.』は展示BGMとして発表されました。

畑での活動の後は、展示会場にもなるRE:STOREへ移動。

1月のワークショップにて描いたアイディアをもう一度おさらいしながら、その後深まった具体的なアイディアについてディスカッションしました。

・春に、畑の野草で天ぷらパーティーをしよう!ヨモギ、スギナ、ホトケノザ、カラスノエンドウ・・・?

・畑パンを作りたい!

・焼酎や椿油にドクダミ・ヨモギをつけるとナチュラルコスメが作れるよ

・スギナ茶できるかな

・竹でご飯を炊こう

・竹水でカクテルできるかな

などなど。

そして出来上がった展示屋台がこちら!

最後には参加者3名にご協力をいただきインタビューを収録。

緊張する〜と言っていたメンバーも、いざインタビューになるとハキハキ・スラスラ!さすがでした。

実際のインタビュー映像はこちらよりご覧いただけます。

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Satsuma Future Commons

Satsuma Future Commons(薩摩フューチャーコモンズ)は、薩摩川内市・九州大学大学院芸術工学研究院が共同で推進する、サーキュラー都市デザインの先駆者が研究・実践を行う国際的でオープンな拠点です。